50代でキレイにファンデーションをつけるために美肌になる!その1

「美肌力」をつける法則 その1

美肌美人は「肌との会話」上手

 

美容の世界は、日進月歩。お肌へのアプローチ法も、少しずつ進化しています。

 

いままで当たり前のようにやっていたスキンケアの方法が、実は大きな間違いだった……なんてことも少なくありません。

 

美肌のためには、新しいスキンケアの情報に敏感になってください。

 

私も、いつも情報収集を心がけています。

 

そして、新しい方法を知ったら、まずやってみます。

 

もちろん、基本は変わらないんですよ。

 

でもお手入れは少しずつ、バージョンアップしたほうがいいんです。

 

ほら、同じパソコンのソフトでもバージョンアップすることで、すごく使いやすくなることがあるでしよ。

 

スキンケアも同じことなんです。

 

キレイヘの楽しい探求心が、美肌力をつけるには欠かせません。

 

さて、美肌のためにまず一番大切なこと。それは「適度なお手入れ」です。

 

まったくやらないのは論外ですが、意外に多いのが、お手入れをしすぎている人たちです。

 

たとえば、肌にいいからと栄養分たっぷりの美容液やクリームを使いすぎるのは、かえって逆効果になることもあります。

 

昔、化粧品メーカーの研究室で働いていた時のことです。

 

そこでは若い人から年配の人まで色々な年齢の人のメイクを担当させていただきました。

 

そのとき、見た目はとてもキレイですべすべしている肌なのに、メイクののりが悪い、つまりファンデーションがすべってのらない方がけっこう多かったのです。

 

彼女たちの共通点は、「お手入れをしすぎている」ということ。

 

お手入れのしすぎで肌のキメがなくなってしまったのです。

 

「えっ? お手入れのしすぎで肌のキメがなくなる?」

 

と、驚かれるかもしれませんが、たとえば、ツメをネイルファイルで磨くと美しく輝きますが、磨けば磨くほどツヤツヤになると信じて表面を磨きすぎると、ツメがペラペラに薄くなり、弱くなってしまうことがあるのと同じことです。

 

食事で考えるとわかりやすいでしょう。

 

バランスよく適量とっていれば太ることもやせすぎることもなく、ペストな体重、体調を維持できますが、健康にいいから、元気が出るからと、高カロリーのものばかり食べていたら、太ったり体調を崩したりしてしまいます。

 

美肌のためのお手入れもバランスが大事。

 

まずは必要最低限のケアですませることからスタートして、季節やトラブルにあわせて必要な分だけ補っていけばいいのです。

 

「肌との会話」で自分にぴったりのお手入れを

 

スキンケアの基本は「落とす」と「うるおわせる」だと私は思っています。

 

クレンジング剤でメイクを落として顔を洗い、化粧水や乳液をつける。

 

それでもうるおいが足りないなら、美容液やクリームをプラスする。

 

1つ1つ、自分の肌が必要としているものなのかどうかを感じながらスキンケアをしていくということ、そういった「肌との会話」が大切になります。

 

今日はメイクののりが悪いな、今日はさわった感触がいいなといった具合に、毎日の肌の調子に敏感になってください。

 

自分の肌にとっての「ちょうどよいお手入れ」を知るためには、肌の状態を知ることが不可欠です。

 

ちょっと調子が悪いなと思ったら、プラスアルファのお手入れをする、それでも調子が戻らないときは、お手入れをちょっと休んでみたり、使う化粧品の数や種類を替えてみたり。

 

肌のお手入れにも緩急が大切です。

 

いろいろ試しているうちに、どうお手入れしたら肌の調子がよくなるのかがわかってくるはずです。

 

「塗ったり」「重ねたり」よりも大切なこと

 

大人になると、若いころと比べて、少しずつ肌の「機能」が衰えてくるから、美容液などのプラスのお手入れが必要になります。

 

私は「機能的なものは美しい」と考えています。

 

機能的というとちょっと難しいけれど、要するに体の器官が正しくはたらいているかどうかということ。

 

たとえば、毛穴は皮脂の出口ですが、その毛穴の機能がきちんとはたらかなくなると、吹き出物ができたり、皮脂が黒ずんで毛穴にたまったりします。

 

逆に言えば、体に必要な器官である毛穴が、きちんと機能的にはたらいていれば、毛穴が原因の肌トラブルは起きないはずです。

 

表面にどんなに「塗ったり」「重ねたり」しても、素肌の美しさにはとうていかないません。

 

この美しさをつくってくれるのが、肌の「機能」なんです。

 

本当のキレイを手に入れるためには、素肌の機能をきちんと整えてあげることが大切だと思います。

 

基礎化粧品はたっぷり&ていねいに

 

私は、化粧品をたっぷり使います。

 

基本の使用量より2割増しというところでしょうか。

 

周囲の肌がキレイな人に聞いてみても、そういう使い方をしている人が多いようです。

 

ケチケチせずに、「たっぷりと」がいいんです。

 

ほら、試供品でもらう化粧水や乳液も、1回分と書いてあっても案外たっぷりありませんか。

 

さっそく今日から、自分か思っているより少し多めに使ってみてください。

 

「でもたっぷり使うのは、なんだかもったいない」

 

「ちょっとでも化粧品を長持ちさせたくて、どうしてもケチケチ使ってしまう」

 

そんなみなさんの声が聞こえてきそうです。

 

わかります、美容に使えるお金には誰だって上限がありますからね。

 

でも、だまされたと思って、他を節約してでも、たっぷりと使ってみてください。

 

難しいなら、基礎化粧品のランクをちょっと下げて、手ごろな値段のものをたっぷりとでかまいません。

 

1本使い終わるときには、今までよりずっと肌の調子がよくなっているはずです。

 

朝晩の5分−これだけで「化粧品の効果」はぐんとアップ

 

それから、基礎化粧品を使うときに心がけてほしいのが、ひとつひとつのステップをていねいにするということ。

 

たとえば、化粧水。

 

まだ水分が肌に浸透しきっていないビシヤビシヤした状態で、次のステップに移ってしまうことはありませんか?

 

乳液や下地クリームをつけたばかりのヌルヌルした状態なのに、急いでメイクに移ることはありませんか?

 

ていねいになじませることで、化粧品の効果はぐんとアップします。

 

一度、自分のスキンケアにかかる時間を計ってみてください。

 

合わせて1〜2分という人がけっこう多いのではないでしょうか。

 

化粧水をつけるのに2分、乳液に1分、美容液に1分、クリームに1分という感じに、時間をかけてスキンケアをしてみると、たった5分がけっこう長いことに気づくはずです。

 

忙しいのに、そんなに時間をかけられないと思うかもしれません。

 

でも、朝晩のスキンケアにそれぞれ5分ずつ。24時間、つまり1440分中、たった10分だけを肌のために使う。案外、難しいことではないと思いませんか?

 

「自分の肌にぴったり」のコスメを見つけるコツ

 

ある化粧水がとても肌に合う人もいれば、そうでない人もいます。

 

では、「化粧品を選ぶポイント」は、いったいどこにあるのでしょうか?

 

大切なのは「心地よさ」と「満足感」。

 

私は、いい化粧品を選ぶコツは、

 

使って気持ちいいと感じるもの
自分の求める効果と現在の肌の状況に合ったもの

 

この2点が基本になると思っています。

 

まずは、その化粧品を使って「心地いい」と感じるかどうかがポイントです。

 

香りが自分の好みかどうかとか、つけた感触が気持ちいいかどうかなど。

 

もしかしたら、価格がそれなりに高いから信用できるという場合もあるかもしれませんね。

 

最近は化粧品の成分や効果の研究がものすごく進化していますから、まったく効果のない化粧品というのは、ほとんどないと思います。

 

「美白」や「アンチエイジング」など、自分が目指す方向性さえ決めたら、あとは使用感などで選べばいいと私は思っています。

 

もちろん、高い化粧品には、安い化粧品では味わえないような満足感があります。

 

ちなみに、「ただ高いだけ」などということはあまりありません。

 

最新の研究が生かされた成分が配合されていたり、パッケージのデザインが洗練されていたりと、値段が高いものには高いだけの理由があるのです。

 

大人になればなるほど、若いころより、補ったりカバーしてあげたりしなければならない部分が増えていきます。

 

だからこそ、化粧品の力が強い味方になるのです。

 

 

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